英検準1級単語ドリル 黒猫版



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「・・・何だと?」



「もう一度言う。あなたのライフは0になる。このターンでね」



あたしの言葉は凄みを帯びていた。



あたしは目の前の敵を消したかった。何としてでも。



「笑わせるな。今のお前に何ができる?」



「それを今から見せてやる」あたしはまるで別人のようだった。



憎しみを相手にぶつけるために動いている。息をしている。考えている。



(相手のフィールド上には攻撃力3000のモンスターがいる)



(この手札の状況・・・あいつに勝てるカードはない。)



(一体どうすれば・・・・・・)



その時、先ほどの言葉を思い出した。頭の中がさらにはっきりしてくる。



(そうか・・・テキストをよく読んで・・・・・・冷静に考えれば)



(勝機は必ず見えてくる)



「お前に一ついい事を教えてやろう」と相手が言い放った。



「少しシンクロ召喚ができるからといって勝負を挑んだのがお前の失敗だったのだ。フハハハハ」



「お前は少し勘違いをしている」



「何?」



「あたしは初めてこのデッキに触れた時、感じたのよ。このデッキは」



「あたしの出会う運命のデッキだって」



「それだから何だというのだ?」



「そしてあたしは感じ取った。このデッキなら今まで誰もした事がないシンクロ召喚をできるとね。ドロー」



「面白い。見せてもらおう」という相手の声が聞こえた。



ドローしたカードは・・・・・・



『シャドウ・マジシャン エミリィ』だった。



エミリィ。



あたしを教え導いてくれたシャドウ・マジシャン。



この子を使えば・・・・・・。



「あたしは『シャドウ・マジシャン シャーリィ』を召喚。そして手札から魔法発動」



あたしは一息に宣言した。「『シャドウ・マジック ストレンジ・サモン』。


このカードの効果により、手札かデッキからレベル3以下のシャドウ・マジシャンを特殊召喚する。


あたしは『シャドウ・マジシャン エミリィ』を特殊召喚」



影の魔導師が特殊召喚される。可愛くウィンクしながら登場した。



紫色の瞳は妖しい光を放っている。



「アハハハハハハ。これはおかしい。勝負を捨てたか」と相手は言った。



「この俺のフィールドにお前のモンスターを特殊召喚するとはな」



確かに、エミリィが特殊召喚されたのは自分のフィールドではない。



彼女はあたしが倒したいと思う相手のフィールドにいた。



しかしあたしの精神は氷の境地だった。冷たく透明で鋭利な刃のようだったのだ。



たかが相手のフィールドにモンスターが召喚されただけでもう動揺したりなどしない。



相手フィールドにいる少女の瞳を見た。



自分フィールド上に彼女がもしいたら、あたし達は「相対」する事はできない。



「エミリィは特殊な力を持つ魔導師のチューナー。彼女の瞳を見なければシンクロ召喚は行う事ができない」



「フン、低攻撃力の割にチューナーとしても半端な能力という事か」



「まだ気づかないのか?エミリィの能力に」



そういうとあたしはエミリィの瞳に感情のような力を向けた。



エーテルは精神を充たす大気。それが正しいなら・・・・・・



「あたしを信じて。闇のシンクロしょーかんを」



あたしが彼女の気持ちを感じ取った瞬間、彼女は光輪となってあたしの場のモンスターと一体化する。



「俺の場のモンスターでシンクロ召喚を行うだと?!」



「光と影交わる時、音無き世界の住人が到来する。


シンクロ召喚!『シャドウ・マジシャン サイレント・カオス』!」



光輪とモンスターが一体化して輝きを放った後現れたのは黒い大きな魔導師のモンスター。



ATK 2300



黒い宝石のような物を魔導師の服にはめ込んだ姿は彼が正統な上級魔術師である事の証明だ。



影が無く、足が無いその姿は彼が闇と一体化している状態を示している。



杖は正統派のそれに近いが、黒い大きな鎌と表裏一体のような結合をしている。



「バトル!サイレント・カオスで暗黒の立方体を攻撃!『ダーク・エグゼキューション』!」



あたしが攻撃を叫ぶと、影のしもべは音なく立方体の後ろに回りこみ、杖を振りかざす。



すると部屋の天井に黒い渦巻くものができ、そこから黒い閃光が放たれた。



「バカが!攻撃力の低いモンスターで自殺行為とはな!」



しかし四角形の黒い光は魔導師の閃光に包まれ、見えなくなった。



「何?何故だ!俺のモンスターの方が攻撃力は上の筈」



「『シャドウ・マジシャン シャーリィ』の効果で、


彼女がシンクロ素材に使用されたターン、相手の表側表示モンスター全ての攻撃力は500ポイント下がる」



「それでもまだ、俺のモンスターの攻撃力には及ばない!」



「『シャドウ・マジシャン サイレント・カオス』の効果で手札から魔法カードを1枚墓地へ送り、


ダメージ計算時のみ攻撃力を500ポイントアップする」


「何だと!」


サイレント・カオス ATK 2300 → 2800

暗黒の立方体 ATK 3000 → 2500



閃光が薄らいでいき、四角形が中からその姿を現した。



現わした途端、バラバラと残骸になって相手に降り注ぐ。



「ぐああぁぁ」と相手は悲鳴にも似た声をあげる。



「ぐぬぅ!俺のデッキの最強カードが・・・・・・。


しかし俺のライフはまだ2800!風前の灯のお前など・・・」



「罠発動、『シャドウ・ペイン』!」



「何ぃ!」



「手札を1枚捨て、戦闘破壊した相手モンスターのレベルの400倍のダメージをあなたは受ける」




あたしが説明すると、相手は「こんな小娘にこの俺が・・・・・・」と言っているのが聞こえた。



「これがあたしの怒りだ!闇のデュエリストよ、消え去れ!」




「ウアアアアァァァァァァ」



相手は苦痛とともに断末魔のような叫び声をあげる。



LP 2800 → 0



魔導師はその姿を消す。彼らも特別な力を得ているとはいえデュエルモンスターズの一体。



その役割を終えて彼らは帰還する。影の世界へ。



・・・・・・!



あたしは、デュエルに勝った!勝ったんだ!



・・・・・・



あれ、あたしの周りが、ぐるぐる回って・・・






あたしは、






・・・・・・デュエルに勝ったはずじゃ・・・・・・


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コメント

■ 


おー
勝ったビングだな
エミリィはモンスターだったのか!

サイレント・カオスはChaosのイメージでは
黒いアーカナイト・マジシャンみたいな感じです

■ 


ってこれで終わりかよ!
でも楽しみにしているぜー

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