英検準1級単語ドリル 黒猫版



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はぁ・・・・・・。


まさか退学なんて。。。


どうすればいいんだろ、あたし。


あたしはデュエルアカデミアの屋上から、ネオドミノシティの市街にかかる夕日を見ながら、

ぼんやりとたそがれるようにうつむいていた。


デュエルに勝てる自信がない。


そう思うとますます勝てなくなっていく。


無意識にため息をつく。その時ふいに誰かの声が聞こえた。


「元気を取り戻せYO」


後ろを振り向くと・・・・・


黒い影が・・・・・・


「いやあああぁぁぁぁ」と叫び声をあげる私。




「なんだYO!人間じゃないものを見つめるような目をして!」と相手は怒鳴った。


相手は人間だった。夕日の逆光で黒く見えただけだったのだ。


いいや、「だけ」ではなかったのかも知れない。


2m近い身長の持ち主は、全身焦げ茶色の肌で、金髪の巨大なアフロにグラサンを掛け、
赤いアロハシャツを着た明らかに日本語の不釣り合いな人間だったのだから。


「あんた誰よっ?そもそも何でこんなところにいるのよ許可ないと入れないはずでしょっ!
ていうか完全に不審者だよね!誰かー助けてー」


「いやいや俺は不審者じゃねーYO!一応化け物からはGRADEUPしたが・・・・・」


「じゃあ何者なの!」こっちも何故か危険人物に生命の危機を感じたのかヒートアップした。


「いやー俺はちょっと店の宣伝の為にここに来たんだが・・・・・・」


「え?そうなの?」と急にきょとんとしてしまう。


「ああ。バーガーショップ『HUNGRY』っていうな」といって後ろを指差した。


確かにそこには、屋台のようなものが置いてあった。何だか全体的にけばけばしい。


ハンバーガーの形をした見た事もないモンスター?の絵があしらわれた看板がついている。


「ハンバーガー、人気だろ?俺はこの店を世界一にする為にここにやってきたんだぜ」


と胸を張った様子だった。


「へー・・・・・・」と思わず感心してしまう。


「いやー誰にも見つからずにここに入るのは結構苦戦したんだYO」


「やっぱり不審者じゃないかっ!」


「いやいや違うってYO、違うってばYO!」と首を横に振る。


「もう放課後でしょ?何でまだいるの」と問い詰める。


「いやーそれがなー」と相手も困惑の表情を浮かべる。


「本場の味が受け入れられていないっていうか、なんだかな?全然売れてないんだYO。
今世間じゃあテキ○スバーガーとかいうのが売れているけど・・・・・・」


「じゃあ流行りを取り入れればいいじゃない」


「違うんだYO!テ○サスなんか知らねーんだYO!それにな・・・・・・」


「それに?」


「俺が世界一にしたいのはこの味なんだよ。ガキの頃初めて食った温かい味をな」


ふーん。


なんか見た目よりはまともな事を言っている。


「嬢ちゃんはなんでこんなところにいるのかな?」


「別に関係ないでしょ」


「DUELの成績が悪いとかかYO?」


「ちっ違うってばっ!」


「俺は若いころDUELなモンスターズをやっていたから大体わかっちゃうんだYO」


「無視するなっ!」


そりゃ成績は悪いけど。退学寸前だけど。


それでも何とかデュエルに勝って、ここに残ってみせる。


みせる。・・・・・・。


勝てるのかな。あたし。


「こういう時こそ、なんて言うの?初心に帰るって事が重要な気がするんだYO」


初心に帰る、か。


「デュエルを初めてやってた頃のワクワクっていうのかな。勝てない時でも、楽しかった。
たとえ負けられない戦いでも、楽しんでやれば不思議な力が湧いてくる気がするんだYO」


ワクワク・・・・・・。


最近勝つ事ばかり考えて、自分を見失っていたかもしれない。


「おじさん、ありがと」ありがとう、という言葉を久しぶりに言ったような気がする。


「いいんだYO。今度俺のハンバーガーを買ってくれYO」


そういう不審者を屋上に残してあたしはエレベーターに駆ける。


デュエルを楽しむために。

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コメント

■ 


ワクワクを思い出すんだ

遊里がみたモンスターは
ハングリー・バーガーカナ??

次こそはデュエル回か?!

■ 

>>Chaosさん


「ハングリーバーガー」のようね。


主に確認をとったけど。


「岩石の巨兵」、「デーモンの召喚」・・・

すごい先輩がよくでてくるわ!

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