英検準1級単語ドリル 黒猫版



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遊里は息を荒くしながら、デュエルアカデミアの正面玄関まで着いた。



デュエルアカデミア。


デュエリストを育てる教育機関。



その正面玄関の自動扉をくぐり、学生の入り口へと足を運ぶ。



「やっと、着いたわ・・・・・・」まだ今日の朝の痛みがひりひり残っている。



入り口は固くて冷たそうな金属製の扉で閉じられている。



その入り口を通ろうと一人の学生がやって来た。



「遊里、おはよう」


「おはよう・・・・・・」受け答えも声をふりしぼるようになってしまった。



「今日は遅かったわねー。またデッキ編集してたの?」稲穂が元気な声で尋ねる。



「まあね」一言言ってから、「そういう稲穂もなんで遅いの?今日は部活のない日じゃなかったっけ?」



稲穂はバスケ部の部員だ。一回試合を観に行ったけど、カッコいいシュートを連発していた。


次期キャプテン候補でもある。


そんな稲穂が何故かふくれっ面だ。なにかまずい事でも言っただろうか?


「図書室に行ってたのよ。昨日遅くにやり残した仕事があったから」


「ごめんごめん。そういやそうだったね」


「何だか今日は変ねぇ。何かあったの?」いぶかしげそうに尋ねられる。





あの事は言えない・・・・・・。


「いっいや別に何もなかったわ、あはは・・・・・・」


と言葉を濁しながら、学生証をセンサーにかざす。



が、手にあるはずの学生証がない。手は空を掴んでいた。



「あれっ、学生証」何かはっと気づいた。「学生証がないっ!」



その場でバッグの中を手探るが、カード大の物体が手に触れる事はなかった。



血の気が引いていく。本日2回目。



「遊里、またやっちゃったのね」親友は呆れたようなよく分からない表情でこちらを見る。



「やばいよ・・・・・・。たぶん今日の朝落としてきちゃったんだね」とつぶやいてから、


あの事件の時に玄関の前に落としていたことに気づく。


「取りに行ってくる」



「もう間に合わないわよ」と稲穂は言いながら自分の学生証をセンサーに通す。



扉が開き、吸い込まれるように中に入っていった。



学生証を取りに戻ろうとした時にとんでもない人物がこちらに来た。



「おはよう、水分。今日の調子はどうだ」


先生は毒のある視線でこちらを見ながら、皮肉っぽい口調で話しかけてきた。


いつになってもいくつになっても嫌らしい、と思った。



「お、おはようございます。今日はいけそうな気がします、あはははは・・・・・・」



「そうか」と先生は淡々と言って、「入らないのか」と尋ねてきた。



「ええと、そうですね・・・・・・」としどろもどろに返事をしてしまった。


「学生証がスキャンされなくて。一回診てもらってきます」


と入り口の方を見ながら嘘をつく。



「そうか。それは大変だな」と言った後、世界が終わる言葉を言った。



「ならば、私に見せてみろ」


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コメント

■ 


おもしろい。

ナンバーズを拾ったりしてもっとつづいてほしい

■ 

エクシーズは出しません。
誓ってもいい

■ 


↑こんな薄いコメントした自分が
恥ずかしいわ!

デュエルもできてバスケもできるとかうらやましいぞ
稲穂ちゃん
どんなデッキを使うか楽しみ

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