英検準1級単語ドリル 黒猫版



QRコード

QR

検索フォーム


最新記事


最新コメント


関連広告


カウンター


カレンダー(月別)

07 ≪│2017/08│≫ 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

カテゴリ


■ フリースペース ■

フリースペースです。
好きな事をご自由に書いて利用してください。

尚、不要な場合は「HTML編集」の<!-- フリースペースここから -->~<!-- フリースペースここまで --> を削除してください。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
チャイムの音が鳴った。



先生がクラスを出て静かな空間に一気に話し声が放出される。



「ふうぅ~。やっとお昼かぁ」とあたしは机の上にへたれ込む。



自習の時間は寝そうで辛かった。いつもだったら稲穂が声をかけてくれるんだけど。



振り向くとそこに稲穂はいなかった。



カフェテリアに行くの早いな、と思いながらあたしも道具を片づける。



千香ちゃんの席も見たがやはり千香ちゃんもいない。



あたしは「調子狂うなぁ」と感じながらもカフェテリアに向かう事にした。



dtime



あたしはカフェテリアに入り、あたりをきょろきょろ見回した。



回りの学生達はファッション雑誌やプロデュエリストの名鑑などを手に


自分達の熱中する話題に花を咲かせていた。



いつもの席に行くと、ちょうど稲穂が食べ物を乗せたトレイを持って


こちらに来る所だった。



稲穂はこちらを見ながら歩き寄って来る。



「あたしはまだ注文をしに行ってないんだ」と座る稲穂の隣に寄りながら話しかける。



「う~ん・・・・・・」と稲穂は何だか苦しげに返事をする。



「どうしたの?」とあたしは声を掛けてトレイの上を目にする。



「やけに少ないじゃない。今日は体調悪いの?」



「うーん、そうじゃないんだけど・・・あの」と稲穂は何か言いたさ気だった。



「え?」



「今日の昼休み、私とデュエルしてくれるかしら」



「え、どうしたの急に」意外な言葉が出たのでびっくりした。



「いや・・・そのね・・・・・・」と言って稲穂は深呼吸する。



「私はデュエリストとしてあなたにデュエルを申し込むわ!」



大きな声が周りに響く。半径10mの視線を釘付けにする力のある声。



稲穂は頬を赤らめながらトレイを持って早足で向こうへ行ってしまった。



「あ、遊里ちゃん~♪買えちゃったよぉ~今日発売の新スイーツ~。


まさにほっぺたが落ちる味だよ~。早く並んでおいて正解だったよ~」



あたしを見つけて声を掛ける千香ちゃんに返事ができない程あたしは呆気にとられていた。


スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

■この記事のトラックバックURL

⇒ http://mistvalleywetland.blog105.fc2.com/tb.php/271-09c2b1c7

この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

■この記事へのトラックバック

 | BLOG TOP | 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。