英検準1級単語ドリル 黒猫版



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「ん・・・・・・」



あたしは目を開く。いつも見慣れた天井がそこにあった。



目に突き刺す日差しを腕で遮り、それから布団の中に潜り込む。



今日は結構天気がいい日なのね・・・・・・



あたしは布団の中でゆっくりパジャマのボタンを外しながら、昨日の出来事について考える。



この世界が悪意を持った誰かに滅ぼされようとしているなんて信じられなかった。



でもそうしたらあの黒い服のデュエリストは何だったのだろうか。



あたしはモヤモヤした気持ちのまま布団から顔を出して枕元の時計を見た。



時計の針はいつもの朝と違った形だった。



7時45分。



え。。。



エェーーーーーーーーーーッ?!






timewizard






10分後、あたしは大都会の真ん中を横切るように走っていた。



やばい、遅れちゃう・・・・・・!!



遅れそうになって走った事は無いわけではない。



ただ今日は本当に日が悪い。



もうすぐアカデミアの生徒に残れるかどうかを決める試験があるのだ。



生徒でいられるかどうか分からないのに、信用を落とすような事をしていいわけがない。



しかし通勤ラッシュ時の大都会はそうそう切り抜けられるものではない。



車道を見ると脇にセキュリティのバイクと前面がひしゃげた車が止まっていた。



大方追い越しとかの無茶な事をしたのだろう。



さてそろそろ時間がなくなって来た。次の横断歩道を渡るといよいよ学校だ。



あーもう時間がない!



アカデミアの生徒が走って横断歩道を通り抜ける。



そしてちょうど信号が赤になる。



あたしは信号の前で止まる。車が列をなして走り出す。



う~っ、時間がないのに!



アカデミアのモバイルを見ると時間には思ったより余裕があった。



一息ついた時にすぐ近くから人の声が聞こえた。



「ちょっと、そこの若い子よ」



見ると、腰の曲がった小さな老婆がそこにしゃがみこんでいた。



「助けてくれんか」



「どうしたんですか」と言って歩き寄る。



「寄る年波には勝てんでな。腰が酷くて。」



何というタイミングの悪さ。



「大変ね。救急車を呼ばないと」



「う~、病院まで連れて行ってくれんかの」



あたしは苦笑しそうになった。「そうしたいのは山々だけど、時間がなくて」



あたしが電話をかけようとすると老婆のうめき声が聞こえた。



時間がないのに!!学校が見えているのに遅刻?!



病院は学校の真反対側にある。行ったら遅刻は避けられない。



困った人は見捨てる事ができない。それも困った事だ。



女子高生にとって人をおぶる事は簡単ではないけど・・・・・・



「まぁ、しょうがないわね」


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