英検準1級単語ドリル 黒猫版



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「ケッ」閑灘は怒りを地面にぶつけた。


「カードを2枚伏せてターンエンド。


気にいらねぇぜ・・・・・・


まだ諦めないのかよ」



「ええ、でもご心配なく」


あたしは腕を振って応えた。


「次のターンであたしが勝つから」



「ハハハ、正気を失うとはね。


どう考えたってこの状況から勝てる訳がねーだろ」


と相手は言った。



「いや、勝てるわ」



「・・・・・・ムカツクんだよ!!!」



相手の怒りは頂点に達したようだった。



「諦めろって言ってんのが分からねぇのかよ!


・・・・・・ハァ、ハア・・・・・」


「一つ言っとくけど」


あたしは首を横に振る。


「あたしは確かに弱かったけど・・・


勝ちを諦めた事は1度もないわよ」



あたしはデッキからカードを引いた。


「ドロー!!」


「罠発動。残念だったな、


タイガー・オーラでこのターン、


虎1体はカードの効果では破壊されない。


これでお前の負けは確定だ。


アハハハハハ!!」



「罠カード発動!シンクロ・ソウル。


戦闘で破壊されたシンクロモンスター1体を


エクストラデッキに戻す」



そうよ、このターンにあたしは勝つ!



「罠カードオープン、バック・シャドウ。


墓地のシャドウ・マジックをゲームから除外する事で、


墓地のレベル4以下のシャドウ・マジシャン2体を蘇生する。


そして、レベル3のウィリイにレベル2のアニィをチューニング。


シンクロ召喚!シャドウ・マジシャン サイレント・カオス!!」



あたしの場に再び影の魔導師が舞い降りる。


「しつこいんだよ、そのモンスターじゃこいつは倒せねぇよ」


と相手は挑発する。



「あたしはあなたのモンスターを「破壊」しないわ。


さらに伏せカードオープン。


シャドウ・マジック-ブラック・ウィンド。


このカードの効果により、場の影の魔導師を2体まで


持ち主の手札に戻す」



「アハハハ、こいつは面白ぇ。


自分のモンスターを手札に戻すとは。


傑作だぜ」と相手は笑いを噴きだす。



「誰もあたしのモンスターを手札に戻すなんて言ってないわよ。


あなたのモンスターをよく見なさい」とあたしは警告した。



「・・・何だ、この黒い気・・・・・・」



「さっきあなたのモンスターが破壊したモンスターの効果」



相手は自分のモンスターを取り巻く黒い気に気づいた。


見たらぞっとするような気が霧のように虎を取り巻いている。


さっきまでモンスターから放たれていた光は失われていた。



「シャドウ・マジシャン ジュリィは戦闘で破壊された時、


そのモンスターの装備カードとなるわ。


そしてその装備モンスターの名前を


シャドウ・マジシャン ジュリィとして扱う。


手札に戻れ、モンスター!」と宣言する。



「何だって」と相手も驚きを隠せない。



「そしてシャドウ・マジシャン サイレント・カオスの効果。


このカードが戦闘を行う時、手札のシャドウ・マジックを墓地へ送り


1枚につき攻撃力を500ポイント上げる。


あたしはシャドウ・マジック-ボム・スペルを墓地へ送る。


ダイレクトアタック!」

サイレント・カオス ATK 2300 → 2800



影の魔導師が音を立てずに宙に浮き、急速度で相手に向かって落下する。


そしてその勢いで黒い気を帯びた杖を相手にぶつけた。


「うああぁぁっ!!」


閑灘  LP 2700 → 0


「やった!勝ったわ!」


あたしは稲穂の方を見た。


稲穂は倉庫の壁に寄り掛かって倒れていた。


「稲穂っ!」


あたしは稲穂の側まで走った。


「起きてよ、稲穂」とあたしは身体を揺らす。


「うーん・・・遊里・・・・・・」


「大丈夫、稲穂?!」


稲穂は気を失っていただけらしかった。


それでも顔色は良くない。


稲穂の腕を引っ張って起こそうとすると、


「いや、遊里、いいから」と無理に手をほどいた。


「あなたのデュエル、危なっかしいじゃない。


見ていられなくて・・・・・・」



「稲穂、ごめんね」とあたしは親友を遮った。


「あたし、稲穂の気持ちに気づいてなかったよ。


全部一人で背負っちゃうと思って・・・」


「ううん、こっちこそごめん」


と立ってスカートの埃を掃う。



「あたしも遊里の気持ちに気づいていなかった。


迷惑を掛けたくなかったの」と目を逸らしながら答える。



「遊里」と彼女は呼んだ。


「何?」


「今度こそ無茶しないでね」


「何よ、せっかく助けてあげたのに」


「・・・ありがとう」


「え?今なんて?」


「何でもないわ!早く帰って勉強しないとね」


「えっちょっと待ってよ稲穂ー!」


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