英検準1級単語ドリル 黒猫版



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閑灘が稲穂を呼び出したのは分かりやすい所だった。



学校でいう所の「裏」は物置き場になっている事が多く、


アカデミアも例外ではない。



将来的にライディングデュエルを専攻したいという人もいるから、


整備のための部品や工具が置かれている場所もある。



あたしは稲穂と周囲を取り囲んでいる男達に気づいた。



「待ちなさいっ!」



向こうはこちらを向く。



「一人をみんなでよってたかって・・・あなた達卑怯よ!」



「あぁん、お前やんのか」



男の中の一人がこちらにいかつい視線を向けながら


型にはまった言葉をしゃべる。



「今日のお前か」と奥の人物が話しかけてくる。



「稲穂は返してもらうからね」とあたしは閑灘に返事をした。



「チッ」と彼女は舌打ちをする。



「おい。つまらねぇからお前が相手しろよ」


隣の人物を指さし、


「こいつは礼儀を教えてやろうとしてもだんまりでね」



「いいわ」とあたしは応じる。「ただしデュエルで勝ったらね」



「あたしがデュエルに負けたら何でもいう事を聞くわ。


その代わり勝ったら稲穂を放してもらうわよ」



「このあたしに勝てると思ってんの?」と相手は鼻で笑う。



「いいだろう。お前らは手出しするなよ」




デュエル!


「先攻はあたしからね。ドロー」


あたしはカードをデッキから引く。



このデッキなら力になってくれるはず。



異世界にて神秘的な戦いを見せたあの魔装少女なら。



「あたしはモンスターを1枚伏せる。そしてカードを2枚セットする」


あたしはデュエルディスクにカードを差し込んだ。



「ターン終了」


相手はデッキからカードを引いた。


「バーニング・タイガー召喚」


ATK 1800


燃え盛る炎を身に纏った虎のモンスター。


(炎属性ではありがちな攻撃力の高い下級モンスターね)


「バトル。裏側モンスターを攻撃」と相手は宣言する。


相手の虎は炎の塊を吹き出した。



「リバースカードオープン。攻撃の無力化」


相手の攻撃は渦に吸い込まれて消えた。



「カードを1枚伏せてターンエンド」



「ドロー」


(手札に相手のモンスターを倒せるカードはないわね)


とあたしは手札を見る。



昨日・・・



あの闇のデュエリストを倒したのは闇のシンクロ召喚の力だった。



あの魔装少女の声に従って、あたしがやったのだ。



あの男は闇の力に包まれて見えなくなった。



急にあの、おぞましい記憶が顔を出す。


殺せ、殺せ、殺せ・・・・・・


身体中の血液がそう言うように沸き立ったあの時。


あたしはああするしかなかった。


さもないと闇の力が破裂しそうだったから。



「お前のターンだぞ、早くしろ」


と相手が低い声をかける。



そうだった。


とにかく考えないと。


考えて、考えて、考える。


そうして闇の力なんか入り込む余地のないくらい集中すれば。



(あたしの力で闇を制御できるかもしれない)



そうして考えて手札を見る。



(・・・このカードは)



(使える・・・・・・!!)


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