英検準1級単語ドリル 黒猫版



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あたしは食事を終え、昼休みの体育館にいた。



まだ稲穂の姿は見えない。



隣では何人かの学生がデュエルをしていた。



「ダーク・アームド・ドラゴンを特殊召喚!効果により光一の「光の護封剣」、


「グラヴィテイ・バインド」、「光の護封壁」を破壊。


ダイレクトアタック!」



黒い龍が対戦相手に突撃し、吐息を使わずに足で踏み潰しとどめを刺す。



「悔しいぜ、完璧なロックだったのによ」



今ちょうどデュエルが終わったようだけど・・・・・・



稲穂はまだ出てこなかった。



一体どうしたというのだろうか。



稲穂がこんなに遅れる事って今までなかったのに・・・・・・・。



あたしは不安を打ち消すべく自分のデッキを開ける。



昨日のうちに新しいケースに移したそれからは黒い気は消えていた。



あたしはそこから1枚カードを取り出す。



「シャドウ・マジシャン エミリィ」。



不意にその少女のカードから胸のざわめきのような物を感じ取った。



あたしはそれをやり過ごすべく全身に力を入れる。



しかしそれは恐怖と共に強まってくる。



そして、



誰かがあたしの肩に触れた。



「ひゃっ!」



あたしは変な声をあげてその場に倒れた。



「あら、ごめんなさい」



声のした方を向くと、黒髪の若い大人の女性が立っていた。



「声をかけようと思ってたんだけど」



「い、いえ、こちらこそすいません」



女性は微笑んで、「こっちこそ悪かったわよ。


何だか集中している様子だったから」と言った。



その女性は薄桃色のスーツに身を包み、何だかモデルみたいだった。


あたしに対して手が伸びる。



「腰が抜けちゃったんじゃない?」


言われてみるとそれは事実だった。



あたしは「ありがとう」と手を出し、助けを借りて


ようやく立ち上がる事ができた。


「今日は誰かとデュエルするの?」


いきなり尋ねられた。


「は、はい・・・・・・友達と」


あたしはその人の雰囲気に圧倒されているようだった。


「友達はまだ来てないみたいね」と見回しながら聞く。


「はい、まだみたいです」


「ちょっと話があるんだけど。いいかしら」


相手の目は冷たい目になる。



あたしはそれに嫌なものを感じ取った。


戸惑いながらもその感覚を信じる。



「あ、あの・・・・・・もうすぐ来ると思うんですけど」



「少しの間だから、大丈夫よ?」


と相手はウィンクしながら返す。



「一体何の用事ですか」



「そんなに固くならないで。大した事じゃないから」



「は、はぁ・・・・・・」



「見たままを伝えるだけでいいのよ」



その女性はそう言うと、あたしのすぐ近くに寄ってきた。


香水の香りを引き連れながら、あたしの耳元に寄って囁く。



「昨日の夜、学校に来ていたでしょう?」



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